亀若ストーリー     
                                             亀若倶楽部
                                           会長 藤城昌彦
             ◇  なぜイモ焼酎をつくったか

 田原市田原町藤七原にはお酒の神様でもある松尾神社があることから、地域の人々寄り集まって濁り酒を造って神様に奉献しようとしましたが、酒造法に抵触するため濁り酒造りを断念しました。
それなら焼酎を造ろうということになり、藤七原亀若地区、田原区の方々の有志数十人により焼酎造りの地域おこしが芽生えてきました。
 渥美半島は豊川用水が農地に導水されるまでの主な農産物は米、さつま芋、麦等で、その中でも芋作りには適した地でありました。そして、冬の保存食でもある干し芋も作られてきました。
昔ながらの芋文化を見直し、地域の活性化に役立ちたいという願いから、田原区長、藤七原総代、役員、地域ボランティアの方々による芋作りを始めました。
そして、地域の祭りや藤七原松尾神社酒祭り等の提案がなされる中、「亀若倶楽部」を立ち上げ焼酎造りに取組みました。
芋の選定は、様々な種類の芋を原料とした利き酒会を開催し、地域の酒好の方々により、「紅あずま」に決めました。
芋の栽培地は、三河湾に面した蔵王山麓の高台を開墾して、渥美半島の真砂土、赤粘土を混合した土に牛糞を敷き込んだ耕作土で、その土壌調査等は地元大学に協力していただき、芋が育てられる畑にしました。
培養苗(無菌状態の培養苗)3,500本を化学肥料・除草剤を全く使用しない有機・無農薬栽培で育てることにしました。
田原蔵王山麓で収穫された「紅あずま」は、中央アルプスと南アルプスに囲まれた南信州飯田市の喜久水酒造さんにお願いすることにしました。
●有機栽培、無農薬栽培の導入により手がかかりますが、より安全で良質の焼酎を造るためには努力を惜しまない「亀若倶楽部」だと言われるよう邁進していきたい。
風土を活かした芋作りが、地域おこしの一環になればとこれからも挑戦していきます。